業とは怖ろしいものです。
貪りによる過去の不善業は、
食べるにも事欠く困窮を招きます。
故に釈尊は「貧しき時は惜しまずに布施せよ」と説かれました。
傘地蔵の爺様は、
「苦しい中から分け与える」徳で困窮から一転富貴を得ました。
この逆説的真理を理解せず、
私達はいつも苦しんでいるのです。