2019-09-05 ■ 一つの言葉に託す意味と範囲、行間の佇まいや情感は各人で異なるが故に、言葉は論理的な意思疎通には向きません。釈尊は法や慈悲を伝える補助手段としてだけ言葉を語り、後は聖黙を保てと説かれました。言葉の限界を知り、詭弁で人を傷つけぬよう念じつつ、正語の完成に全力を尽くしましょう。