一つの言葉に託す意味と範囲、
行間の佇まいや情感は各人で異なるが故に、
言葉は論理的な意思疎通には向きません。
釈尊は法や慈悲を伝える補助手段としてだけ言葉を語り、
後は聖黙を保てと説かれました。
言葉の限界を知り、
詭弁で人を傷つけぬよう念じつつ、
正語の完成に全力を尽くしましょう。