Rāgaは普通「貪り」と訳され、
Virāgaは「離貪=貪りを離れること」と訳されます。
しかし実はRāgaの原義は「色彩」で、
Virāgaには、色を失うこと、
総天然色の感覚的刺激対象が、
突然モノトーンに見えるニュアンスが隠されています。
解脱間近な修行者にとって、
これは無上の霊感となるでしょう。