初禅自在智は、

仏教修行で得られる最初の智の一つです。

精励と波羅蜜によって、

この智を証悟した修行者は、

禅定がどれ程のものか、

その片鱗を経験し、

圧倒されることになります。

彼は以後、毎日数回、

鎮伏断の法験を得て、

不善尋伺による戯論が生起しなくなる迄、

その禅定を反復修習します。