仏教修行の際には、

自らの心の深奥に不善な傾向性がないか、

注意深く観察するようにしてください。

いくら善行を重ねても、

怒り、嫉妬、不安、反抗心、慢心が、

心の通奏低音として流れていると、

いつか僅かな隙間を通って心の表面に噴き上がり、

せっかくの善行の蓄積を台無しにしてしまいます。