正見とは四顛倒の砕破を意味します。

無常→常住の顛倒、

行苦→常楽の顛倒、

無我→実体の顛倒、

不浄→浄美の顛倒にはそれぞれ、

見顛倒、心顛倒、想顛倒の三つのレベルがあり、

最も困難な心顛倒と想顛倒のレベルで、

浄美→不浄と、

常楽→行苦の顛倒が砕破できれば、

涅槃証悟の智慧が成熟します。